基本的な流れ |
当社の対応 |
準備の必要な予算 |
① 土地(敷地)
・新規購入地
・既存敷地
・敷地調査 |
当社では、土地の売買は行っておりませんが、建築を前提とし土地をお探しの際はご相談ください。当社のネットワークにより信頼できる業者又は、地主様との橋渡しをお手伝い致します。
土地(敷地)の現況調査を致します。敷地の形状、電気、水道、下水、道路等の状況や、近隣の環境、方位(日照)、建築条件等の確認調査を行います。
★ 解体工事
建て替え等の場合、条件により時期は前後しますが、既存建物の解体工事を行います
★ 地盤調査
施主任意の調査です、必要に応じ当社より専門業者に調査依頼いたします。
新興地や更地に計画の際は地盤調査をお勧めします。 |
① 土地の購入費用
不動産仲介業者を通して土地を購入する場合、最大で土地代金の3%額と、手数料として6万円が掛かります。土地代金には消費税は掛かりませんが、仲介手数料には消費税が掛かります。又、売買契約には購入額に応じた収入印紙(代)が必要です。
★ 解体工事費用
建て替え等により既存建物の解体が必要な場合、解体工事費用が掛かります。規模により公的機関への届出が必要になります。一般に付帯工事とし建築工事とは別途契約になります。これも消費税、及び契約時に収入印紙(代)が掛かります。
★ 地盤調査費用
地盤の調査は任意です。5~10万前後で調査依頼できます。調査の結果、地盤強度が低い場合は地盤改良の費用が掛かります。改良費は状況により大きく異なります。 |
② 計画内容打合せ
・プランニング
・プレゼンテーション
・予算計画(概算)
・プランニングの合意 |
当社設計担当者と、お施主様により計画内容の打合せを致します。
マイホームに託す夢、希望を出来るだけ細かくお聞かせいただきます。
打合せ内容を基にプランニングを行います。プランニングには数日のお時間をいただき出来次第プレゼンテーションとなります。ここで提示するプラン等はあくまでも「たたき台」とお考えいただき、プランを基により具体的な打合せ⇔プレゼンを重ね、想定予算を踏まえお施主様に納得いただけるプラン作成を致します。
計画内容及びプランの基本的な方向性の合意をいただき次のステップへ進みます。 |
この間、主立った費用はかかりませんが、銀行や公的機関からのご融資をお考えの方は、それらの機関に融資条件や融資限度額等をご相談しておきましょう。
その際の手順や融資内容、必要な書類や手続き等ご不明、ご不安なことがあればお気軽に御相談ください。 |
当社ではここまでの業務(★印項目を除く)を無料にて行います。
家造りに於いて「お客様」と「工務店、設計士」との相性はお互いにとても重要です、家造りの良きパートナーとして評価いただけたなら幸いです。 |
③ 設計契約
・実施設計
・使用材料、機器等仕様の決定 |
ここからは有料業務となります。
設計料、支払い条件を決め設計監理業務委託契約を結びます。
契約後実施設計を行います。
実施設計とは実際に施工を行う上で使う設計図のことで、これまで打ち合わせをした内容はもちろん、お施主様、設計者が拘る箇所等を細かく図面に表します。双方のイメージを図面により確認し合い、次に施工者にその意図をしっかり伝えるために大変重要な図面となります。
又この作業中に数度打合せを設け、図面を基に使用する材料や、設備、電気機器の仕様及び色なども決め、都度図面に反映させていきます。
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③ 設計監理業務委託契約料(設計料)
設計者との間で決めた設計・監理業務委託費用が掛かります。この料金の支払時期は依頼者と設計・監理者との合意で決まります。一般には契約時、実施設計完了時、上棟時、竣工時、などの節目の時期に3回程度に分割して支払うことが多いようです。これも消費税が掛かります。又、契約の際に収入印紙(代)が必要です。総工事費の10%前後というのが設計・監理業務委託費用の目安です。 |
④ 見積り・確認申請
・図面を基に見積り
・公的機関へ申請図提出
地元の山に行き、伐採体験はいかがですか。 |
上記により作成した実施設計図書を基に見積もりを行います。もちろん合計金額だけで無く算出の根拠となる内訳も出来る限り細かく記載させていただいております。よって極めて正確な工事費見積もりと言えます。
又、細かく内訳を出すことにより、予算額をオーバーした際も何をどお操作すればいくら位調整できるか?又工事中にお客様の意向で仕様の変更等が生じた時も価格にどの位の増減が生じるかが比較的安易に且つ正確にご理解いただけます。
上記見積り作業と並行して、或いは見積提出後に確認申請を行います。
申請先には公的機関と、民間機関の二つがあり状況に応じ提出先を判断いたします。
(お急ぎの場合などは民間機関の方が対応が早いのですが、申請料が公的機関の二倍となります。)
≪公的、民間共に審査内容は同じです≫ |
④ 確認申請料
建築する建物が、法律に則しているかを判断する審査で公的機関に申請します。着工前の図面審査と竣工時の完了検査(現場検査)があります。又、融資や自治体の条件により中間検査費用が掛かることもあります。
延べ面積 |
確認
申請料 |
中間
検査時 |
完了
検査時 |
30㎡以下 |
5,000円 |
不確定 |
10,000円 |
30㎡~
100㎡ |
9,000円 |
〃 |
12,000円 |
100㎡~
200㎡ |
14,000円 |
〃 |
16,000円 |
200㎡~
500㎡ |
19,000円 |
〃 |
22,000円 |
・公的機関への申請料
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⑤ 建築工事請負契約
・工程確認
・支払い条件確認 |
図面による工事内容(範囲)見積書による工事金額、及び工事期間、お支払の条件等の合意をもって建築工事請負契約を結びます。
当社では支払の条件として、契約成立時、上棟時、工事完了時の3回に分け大凡3分の1づつの清算を基本としておりますが、お施主様のご都合による支払条件の変更は可能ですのでご相談ください。
・契約完了後1回目のご清算 |
⑤ 建築工事費用
建築に掛かる費用で請負金額ともいいます。建築工事代金には消費税が掛かります。請負契約書には収入印紙(代)が必要です。支払い方法は契約時、上棟時、工事完了時にそれぞれ3分の1づつ支払う方法が一般的です。 |
⑥ 地鎮祭
・地縄張り
・近隣挨拶
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地縄を張ります。敷地のどの位置にどんな形で家が建つのかを縄を張り確認します。
地鎮祭は任意の祭儀です。
地鎮祭とは、工事を始めるにあたり、その土地の神に土地を利用する許しをもらい、工事の無事を祈願する儀式です。
地鎮祭を行うにあたっては、基本的に祭具等の準備は神主様と当社にて全て行いますが、お供え物等と謝礼はお施主様にて準備いただくことになります。時間にして30分~1時間の儀式です。
新たな場所に転入(新築)される場合、近隣への挨拶周りをしておいた方が良いでしょう。当社では着工前に独自に近隣への挨拶を致しますが、タイミングとしては地鎮祭終了後にお施主様と当社で一緒に近隣への挨拶周りをすることが多いです。 |
⑥ 地鎮祭・近隣挨拶の費用
これらは任意ですが、地鎮祭を行う場合一般に神主さんへの謝礼(初穂料、玉串料)として3万円前後、お供えとして酒、海の物、野の物、山の物などを揃えます。又、近隣挨拶には数千円のお菓子や、タオルなどを手渡すことが多いようです。
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地 鎮 祭 |
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⑦ 工事着工 |
― 敷地に重機が入り着工です ―
当社では工事期間中、担当する現場管理者(現場監督)及び設計監理者、が定期的に現場を回り指揮をとっております。
工事期間中お施主様が何か気になることがあれば遠慮なくお申し出ください。 |
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セルフビルドで
家造りに参加も出来ます。 |
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⑧ 上棟式
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上棟式祭壇 |
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上棟式祭壇 |
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上棟式は、竣工後も建物が無事であるよう願って行われるものです、又建築に携わる大工や下職さんに対するねぎらいと、工事の安全を願う意味もあります。
これも任意の儀式ですが、職人が柱や梁を組上げる上棟の作業は建主様にとって家を建てる実感を特に感じる節目でも有ります。正式には、柱・棟・梁などの基本構造が完成して棟木を上げるときに行います。
当社では上棟式を行う際、天候なども考慮し、上棟後屋根下地の完成前後に行うようお勧めすることが多いのですが、時期、正式、略式等 お施主様のご希望により、対応致しております。
※ 中間検査が必要な場合、申請手続きや現場立会等は当社にて行います。
・上棟時2回目のご清算
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⑧ 上棟式の費用
近年は略式が多く、散餅等を行うことは稀で、祭壇にて祭祀を行った後、軽く直会(宴)とし、お酒、つまみ、赤飯等の軽食をご用意いただくことが多いようです。又ご祝儀として参席した工務店の管理者や職人に5,000~10,000円、棟梁(大工頭)に20,000円前後包みます。一般的な規模の住宅であれば10人前後の参加と考えておきましょう。
※ 融資の条件等により中間検査を行う場合、上棟後に工事担当者立会にて行うことが多く、その際事前に検査申請料がかかります。
(前記確認申請欄参照) |
⑨ 社内完了検査
・お施主様立会確認 |
工事完了の時期を見計らい現場管理者、及び設計監理者等による最終検査を行います。
設計図書を基に仕様の確認、機器類の運転確認、仕上がりの精度、キズ等細部に亘りチェックし、問題があれば早急に対応手直しを致します。 |
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⑩ 公的完了検査 |
工事完了に伴い公的機関による完了検査を受けます。
手続き、立会等は当社にて行います、この検査では、当初確認申請書通り施工がされているか、材料や設備が法律に適合しているかが検査され、検査に合格すると検査済証が発行されます。
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⑩ 完了検査申請料
完了検査を受けるにあたり、事前に検査申請を出し現場立会検査日を決めます。
その際、完了検査申請料が掛ります。
(前記確認申請欄参照) |
⑪ 建築工事費の清算 |
取り決めをした建築工事請負金額の最終残金のご清算をいただきます。その際工事過程に於いて、変更や、追加工事などが生じている場合は、その内訳を添えた請求書を提出しますのでそれらの増減を加えた金額にてご清算いただきます。
当社では工事代金ご清算確認後、建物のお引渡しを基本としておりますが、銀行や公的機関からのご融資により清算される場合、融資が施行されるまでに数週間時間がかかることがあります。そのような場合はご相談により、お引渡しを先行いたします。
・工事完了時最終残金のご精算
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工事過程で変更工事や追加工事があった場合それに伴う追加費用が発生いたします。 |
⑫ お引渡し(竣工)
・機器仕様説明
・メンテナンス説明 |
お施主様に現場(建物)の状況、仕上がりを確認いただきお引渡しとなります。
その際、各機器の操作方法や仕様の説明を専門の業者やメーカー担当者よりさせていただきます。又機器類を含め使用している材料(素材)等に関するメンテナンス方法、不具合が生じたときの対処法のご説明をし、最後に建物の鍵、各申請書の副本と工事完了引渡証明書等の書類をお渡ししてお引渡し完了(成立)となります。 |
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そ の 他 |
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レールなども含め、形や、グレード、数により価格に大きな差が生じるため当社では別途工事としております。
完成後のイメージに合わせオーダーで生地や色柄をお選びいただき、お見積→取付までお受けいたします。
(取り合えずは見積もりのご依頼を)
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○ カーテン、ブラインド等
・別途工事となります |
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電気、水道は敷地内工事に関しては本体工事(見積り)に含まれていますが、電気の引き込み料が数万円掛かります。水道は水道局への加入金が20万円前後掛かります。共に各自治体により異なりますので確認が必要です。又、水道や下水が隣接道路に無い場合、別途引き込み(接続)工事費が掛かり状況によりかなりの費用が掛かる場合があります。 |
○ 電気、水道、ガス関係
・電気引き込み料
・水道局への加入金
共に各自治体により費用が異なります。
直接清算(又は立替え清算)となるため工事費とは別途となります。 |
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当社では玄関までのアプローチ程度であれば事前に相談の上本体工事に含むこともありますが、門扉、塀、植栽などを施す場合は別途とすることが多く、費用はその内容により大きく異なります。
外構も含めた計画をご希望の際は、建築工事と並行して計画、見積り、工事を一貫してお受けいたしますのでご相談ください。 |
○ 外構工事費用
・工事内容により別途工事とすることが多く規模により費用も大きく異なります。 |
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ご相談をいただければ当社にて登記手配いたします |
○ 登記費用
・保存登記と表示登記20万円前後 |
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お施主様手配でお願い致します。 |
○ 引越し費用
・距離や、量によっても異なります |
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建築内容により異なります。
詳しく知りたい方はご連絡ください。 |
○ 各種保険
○ 各 税金
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以上、当社の家造りの流れと対応、請負金額以外の必要予算をまとめました。
無理のない建築及び資金のご計画をお勧めいたします。
その他、家造りに関して不明な点、ご質問等があればお気軽にお問い合わせください。
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