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― さくら市 I様邸 建築家山口正邦氏によるワイルドな自然素材住宅 ―
当社大工の匠の技必見
4、5月  6月  7月  8月  9月
2008年4月28日(月)
今日の作業 (手板(図板)作成)
担当する棟梁が 図面、木割書を基に手板(図板)を作成。
複雑な物件(構造)なため図面からは読み取れない部分や、不明な点は逐一ノートに転記し、設計士との打ち合わせに備える。

2008年5月7日(水)
材 木 (丸太)
今回の住宅の見せ場とも言える丸太(構造材)が当社工場に入荷。
丸太は定寸材(角材)と違い自然のまま、一本一本 太さや形が違うため、現物の形や寸法を確認しながら納まりを決めていくため、早々に納材してもらいこれを基に原寸を書く。
これから次々と柱や梁、桁が持ち込まれる。

2008年5月7日(水)
今日の作業 (原寸)
墨壷と指金を使い原寸大の絵を書き、仕口、継手等の納まりを一つひとつ確認していく。
技術と、経験、知識が問われる作業!

2008年5月8日(木)
今日の作業 (材料)
化粧として表しになる梁、桁の杉丸太。
太さや長さ、肌合いを一本一本確認し、使用部位、方向を決める。
※ 手前:当社社長 奥:担当棟梁
土台となるヒノキ。一本一本プレーナー(電動鉋機)により寸法を整える。

2008年5月9日(金)
今日の作業 (原寸)
合板を敷いた床に、桁から棟木、軒先までの原寸を引く。 棟梁の仕事を見ながら、若手が技術を学ぶ。

2008年5月12日(月)
今日の作業 1 (墨付け)
今日から墨付けが始まる。
写真手前で土台の墨付け、右奥では原寸引きが続く。左奥は丸太の担当。
まずはこの三本、(一本当たり約7m)並べた順で三本をつなぎ、これがこの物件の棟木となる
土台の墨付け 丸太に芯墨を打つ

2008年5月12日(月)
今日の作業 2 (打合せ)
― おまけ ―

工場手前では別の物件の加工も始まった。
夕方5時過ぎに建築家の山口氏が来社。
原寸床で、原寸図、図面、手板を見ながらの打ち合わせが7時頃まで行われた。
       〜今夜はメッチャ寒い〜

2008年5月13日(火)
今日の作業 (刻み加工)
土台となるヒノキの継手刻み。
金輪継ぎ
棟木丸太の継手加工は今日も黙々と!
― おまけ ―
他物件での土台継手(腰掛け鎌継ぎ)
本日の作業終了。

2008年5月14日(水)
今日の作業 (刻み加工)
二本目の棟木丸太加工に入る。
     〜〜切る、伐る、きる〜〜

      〜〜ほる、彫る、ホル〜〜
一本目の末口と二本目の元口の刻み終了。

2008年5月15日(木)
今日の作業 (刻み加工)
土台加工も着々と進む。 約70坪の住宅の土台継手箇所が多いだけに一苦労。
棟木加工も二本目末口側に着手。 棟梁は一人黙々と図面、木割書、原寸図等々向かい合い、全体の構成を図り的確に刻みの指示を出す。

2008年5月16日(金)
今日の作業 (刻み、仮組)
棟木、三本目(最後)の継手刻みが終了。
繋ぎ順に並ぶ棟木丸太。(迫力大)
一本目と二本目の仮組。
両端にワイヤーを掛けガッチャで2本を引き寄せる。刻んだ大工は潜り込んで接合部を確認
仲間(大工)の手を借りないと一人では手に負えない代物。仕事の精度を確認する?・・・・される。
まずまずの出来!
真ん中の四角い隙(穴)にシャチ栓を打ち込めば2本が一体となり外れなくなる。
棟梁も初めて?原寸床から出て継手を確認!
それにしても長い棟木、写真の丸太は2本分、この先に三本目がもう一本つながる。

2008年5月20日(火)
今日の作業 (打合せ)
今日は朝から設計の山口氏との打ち合わせ、この物件は施主による分離発注形式のため、
当社に納材される材料は、施主と設計士により手配されたもの。そのため図面や木割書と納められた材木の材種、形状、寸法等とに相違があり、番付けにあたり一本一本確認が必要になる。   返品、変更、追加・・・等々・・・。

2008年5月23日(金)
今日の作業 (軒丸太刻み)
棟木丸太の刻みを一通り終え、今日は軒桁となる丸太の刻み。
前記の棟木丸太からこの軒桁丸太に、4本の登り梁丸太(約9m)が架かる。
リビングの吹き抜け天井の化粧となる。

2008年5月27日(火)
今日の作業 (刻み)
次から次へと丸太!これはリビングの登り梁の丸太。 こちら、土台の次は柱の加工。



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